2019年1月13,14日 PCN上田・上田市マルチメディア情報センター視察&メンター・サポーター講座

2019年1月13日(日)、14日(祝・月) @上田市マルチメディア情報センター
参加者:メンター3名、サポーター4名
協力:上田市マルチメディア情報センター PCN上田
Special thanks:斎藤史郎 氏(上田市マルチメディア情報センター主任、PCN上田管理者)
使用教材:Ichigojam 斎藤氏オリジナル電子基板(3種) その他電子工作機材

デジタル寺子屋@つづき 上田市マルチメディア情報センター視察実証実験終了後の都筑区でのキッズプログラミング普及活動の手がかりを探しに、上田市マルチメディア情報センターの主任であり、PCN上田を運営されている斎藤史郎さんをたよりに上田市を視察。施設は市街地から車で20分ほどの、山麓のリサーチパークエリアにある。かつて全国に6か所設置されていたマルチメディア情報センター。その役割を継続してるのは、ここだけだそうです。
3Dプリンター、大型スキャナー、プリンターがあり、マルチメディアに関する蔵書もある。児童会館に来るような雰囲気で、こどもたちが館内のPCに触れていました。
単なるプログラミングではなく、プログラミングというツールを通じて、地域コミュニティーの創造、こどもの社会性の育成といった、とても広い視野で活動をされいる斎藤さんのお話は、強く共感するものであり、わたしたちの活動に大きな示唆を与えてくれました。

デジタル寺子屋@つづき 上田市マルチメディア情報センター視察21日目は、斎藤さんの熱い思いに感化されわたしたちが、斎藤さんを質問攻めにするかたちとなり、予定を大幅オーバー。斎藤さんオリジナル基盤を使い、星形に配されたLEDをコントロールする電子工作に取り組みました。
2日目は朝から2本の電子工作。
1)照度センサーを取り付けたオリジナル基盤で、7つのLEDをコントロール
2)歩行者用信号と車用信号を模したミニチュア信号基盤で(これもオリジナル)、様々な信号点滅シーンの制御。
信号という教材を使用するバックストーリーもしっかり教えて頂きました。電子工作の過程での様々な失敗も、「自分が失敗をすると、それがこどもたちにとっても失敗しやすいポイントだという事がわかるし、その対処方法を工夫することも勉強になる。また、それを周りで見ている人も対処法を吸収出来るでしょう?とても良い機会なんです。」とおっしゃる斎藤さん。プログラミングはいろんなシーンを与えてくれる教材であり、そしてそれを伝える<人>が何よりも大切なのだと痛感した、実り多き視察でした。